[ 診療内容 ]

髙橋計行クリニックの透析

クリニックでの透析
透析時間は1回約4時間~5時間。髙橋計行クリニックは透析専門クリニックとして、70台のベッドを備えております。
透析室も柱をできる限り設けずスタッフが患者様を見渡せるよう、また、プライバシーにも配慮した広いスペースをご用意しております。

また、長時間を快適に過ごして頂けるよう空調の風が直接体に当たらない、照明の光がまぶしくないような間接照明など、快適に透析を受けて頂きやすい充実した設備と、看護師と臨床工学技士、看護助手、事務員、送迎ドライバーなど総勢65名のスタッフで、できるだけ患者様が癒され、アットホームな雰囲気の中で治療を受けて頂くことができるよう心がけております。
夜間透析
当クリニックでは日中お忙しい方でも透析治療が可能なように月・水・金は22:00まで夜間透析を行っております。
在宅血液透析
当クリニックでは自宅で患者様の都合の良い時間に透析治療をする事ができる「在宅血液透析」の管理を行っております。
腹膜透析
当クリニックでは腹膜透析(CAPD)の治療も受けて頂くことが可能です。

看護科について

看護科では、クリニックの理念でもあるように「ここに来てよかった」と患者様はもちろんのこと、スタッフにも実感してもらえるような環境を整えるために日々努めております。

透析看護について

臨床における看護業務としては、「腎不全保存期」から「透析導入」「維持血液透析」まで深く関わり、透析療法を“安全”“安楽”にすることはもちろん、「セルフケア支援」や「合併症予防」にも力を注いでいます。
具体的には、看護科が中心となり「フットケア委員」「バスキュラーアクセス委員」「腎臓リハビリテーション委員」をはじめ様々な委員を発足し、患者様の治療と生活を支えるためのケアを日々行っています。

在宅血液透析について

また、近隣移設では珍しい「在宅血液透析(HHD)」も提供できる数少ない施設であり、現在20名以上の患者様がこのHHD治療をお受けになられています。このHHDは患者様と介助者様との二人三脚で行う治療のため、介助者様との連携を図り、技術面だけではなく精神面に対するサポートにも力を注いでいます。

教育体制について

安心した治療・サービスを提供するため、各種勉強会や研修会を開催しています。また、最新の情報を入手するため、学会参加も積極的に推進しています。

地域医療について

近隣施設とも深い連携を保ち、サポート体制の充実を図り、安全で安心・信頼されるクリニックを目指しています。

臨床工学科について

日機装社トータル透析システム

日機装社トータル透析システム

RO装置から供給装置、原液溶解装置、個人用多用途透析装置、多用途透析装置、透析通信システムまでトータルで日機装社のシステムを導入しています。
トータルシステムでは、各装置の連携・モニタリングが容易になり安全性・操作性が向上し、迅速なトラブル時対応が可能になりました。

RO装置 DRO-NX 1台
透析液供給装置 DAB-50NX 2台
原液溶解装置 DAD-50NX 2台
個人用多用途透析装置 DBB-100NX 2台 (online-HDF仕様)
多用途透析装置 DCS-100NX 70台 (online-HDF仕様)
透析通信システム Future Net Web+

水質管理

水質管理および透析液濃度管理

 日本透析医学会の「2016年版透析液水質基準」や臨床工学技士会の「2016年版透析液水質基準達成のための手順書」を参考に、当クリニックの基準を設け徹底した水質管理を実施しています。ET測定は和光純薬製トキシノメータダイア、細菌培養はポール社製クオリティモニタを使用しクリーンボックス・恒温槽を用いて培養を行っています。透析装置の洗浄・消毒には塩素系ECO‐200(アムテック株式会社)と過酢酸系ステラケア(大阪佐々木化学株式会社)、さらに熱水消毒も実施しています。
 また、透析液の濃度管理として、電解質分析装置にSTAX-6(株式会社テクノメディカ)、浸透圧測定にOSA-33(日機装株式会社)、pH/PCO2の測定とHCO3の算出にSTAX-5 inspire(株式会社テクノメディカ)を使用し、透析液の濃度管理を実施しています。

エコロジー

 透析装置から排出される使用済み透析液の熱量を熱交換器とヒートポンプシステムを通してRO原水の加温に用いています。原水加温に用いられる電気ヒータの電力量を約70%節約することが可能です。また、RO装置の排水回収システムで排水を浄化しRO原水と混合することで高回収率運転が可能です。排水回収処理水によって原水が希釈されるため、清浄度の高い原水を用いて運転することができます。

オーダーメイド透析

オーダーメイド透析

 さまざまな愁訴や合併症のある患者様に適した治療ができるよう、8種類のダイアライザーと7種類のヘモダイアフィルターから選択し使用しています。また、在宅血液透析・長時間透析・online HDF・リクセル・無酢酸透析などを実施しています。

使用ダイアライザー
名称 製造販売会社 膜材質
APS-EA 旭メディカル PS
VPS-VA 旭メディカル VitE PS
Kf-m 旭メディカル EVAL
NV-U 東レメディカル NV PS
NF-H 東レメディカル PMMA
PES-Seα ニプロ PES
FB- Uβ ニプロ CTA
H12 バクスター AN69
ヘモダイアフィルター
NVF-H 東レメディカル NV PS
GDF/GDF-M 日機装 PEPA
MFX-S/U ニプロ PES
FIX-E/S ニプロ ATA
評価
患者様の身体と透析条件を様々な項目で評価しています。
  測定・算出項目
血液検査 Kt/V・β2-MG除去率・α1-MG除去率※1・CL-gap
nPCR・%CGR・GNRIなど
透析中モニタリング ⊿BV%・再循環率・透析量モニタ(DDM)※2・推定血流量
体液量測定(InBody-S10) 体液量・脂肪量・筋肉量など
血管機能検査(formABI) ABI・TBI・baPWV

※1 OHDF施行時のみ
※2 一部の機種

在宅血液透析

 在宅血液透析の導入訓練の際には、使用する機器の操作手順やトラブルシューティングについての指導を行います。また、在宅血液透析に移行後は、安全に在宅血液透析を行えるよう定期的に患者様宅を訪問し、機器の定期点検および消耗品の交換、水質管理のための細菌培養やエンドトキシンの測定を行っております。また、緊急時には24時間体制で対応させて頂くようにしており、支障なく在宅血液透析が施行できるようサポートしております。

その他

 血液浄化業務として、PADの患者様に対してLDL-Aを実施しており、DFサーモとの交互治療も可能です。医療機器管理として輸液ポンプ・シリンジポンプをはじめ院内すべての医療機器を管理しています。